カリキュラム
Curriculum
生命現象を理解する為、有機化学、物理化学、生化学、酵素システム科学、細胞生物学、発生学などの基盤分野と細胞工学、免疫工学、遺伝子工学、蛋白質工学、発生工学、神経科学などの応用分野を学びます。
- 1年時 専門への基礎学力養成
- 生命システム工学の基礎として生物系8科目が必修科目に指定されています。関連する数学や物理学、情報も選択必修科目として履修します。生命科学の基礎知識、考え方、基礎像の形成を目指します。また、語学科目・人文社会系科目を含む一般教養科目の履修も求められます。
- 2年時 多彩な工学知識の習得
- 専門科目を中心に受講し、生命システム工学の諸科目を幅広く学ぶ一年間となります。有機化学、生化学、細胞生物学、分子遺伝学、免疫学、酵素システム科学などの選択必修科目を多数履修しなければなりません。
- 3年時 実験を中心に専門分野へ
- 生命システム工学実験がカリキュラムの中心に置かれ、いよいよ現代バイオテクノロジーのエッセンスに触れます。実験実習では学生が主体的に取り組み、考察、議論する能力の習得をめざします。講義科目は12人の教授陣の専門分野の選択科目が中心となります。
- 4年時 集大成としての卒業研究
- 必修は卒業研究と演習のみです。さまざまな領域に分かれる12の研究室のいずれかに所属して、教員の個人指導を受けながら、自らが取り上げるテーマの研究に取組みます。充実した一年間になると共に、進路決定の時も迎えます。
先輩たちの声
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生命システム工学科の特徴をひとつ教えてください
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(白石研所属 学部4年生 中村祐介君)
- 生命科学の基礎から先端のバイオテクノロジーまで幅広い講義を受講することができ,進路選択にも役立ちました。
(田村研所属 学部4年生 山口凜子さん)
- 女子が多い。
- 植物、遺伝子工学、生物物理学、免疫、創薬、発生、RNAなどいろんな分野の研究室が存在しており、大学入学後にやりたいことが変わったり、まだやりたいことを決めてなかったりしても大学の四年間で勉強しながら方向性を決められる。
- 修士に行く人が多く、研究が好きな人は安心できる。
- 校舎が綺麗。
(近藤研所属 修士課程1年 江原卓都君)
- 学科の研究室は11階にあり、そこからの眺めはとても良いです。天気が良い日は富士山も見えます。夕焼けが特に綺麗です。
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入学前後で生命システム工学科への印象は変わりましたか?
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(有村研究室所属 修士課程2年生 古波蔵優人君)
- 入学前は生物未履修ということもあり、授業を理解できず留年してしまうか不安でした。しかし、先生方の分かりやすい授業や、優しく教えてくれる友達の支えのおかげで、1つも単位を落とさずに卒業することができました。
(西山研究室所属 学部4年生 時田隆世君)
- 入学前、理科大は勉強面で厳しく、個の力で学んでいくものというイメージがありました。実際は授業や学生実習などを通してできた友人と協力して課題や試験に臨む雰囲気があり、大変ながらも楽しく、成長を感じた4年間過ごすことができました。
(高橋研究室所属 学部4年生 井上和奏さん)
- 入学前は、大学の授業は難しいという印象を持っており、大学の授業についていけるか不安でした。また、学生生活に関しても、楽しく過ごせるか不安でした。入学後、授業でわからないことがあっても、先生が親身になって質問に答えてくれました。それにより、様々な生物のミクロから個体レベルでの知識を得ることができる、専門性の高い授業でも楽しく受講できています。また、先生も友達も親しみやすい学科の雰囲気のおかげで、楽しく学生生活を過ごせています。
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将来の目標を教えてください
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(宮川研所属 学部4年生 山崎翔君)
- 私は学びたい事を好きなだけ学び視野を広げ続ける人生を目標としています。獲得した知識や視野を今後何に活かすかは正直まだ決められていません。私は知識欲が強く、文理問わず様々な学問分野の知識を獲得したいと考えています。現在は理系、特に生物系の学問を学んでいますが、経済やマーケティングなどの学問にも非常に強い興味があります。将来的には単純に学びたいという理由からMBAを取得し、今は持っていない新しい視点で物事を考える気持ちを早く知りたいなと思っています。新しい事を学びたいという気持ちは本能的にもありますが、関わった方々の姿を見てその気持ちがより強いものとなりました。現在所属している研究室で行なっている研究を通して、教授から頂く的確な助言から、教授自身の圧倒的知識、経験量を肌で感じます。また、世界中で働く方々と話す機会があり、彼らの学びたい事を自由に学ぶ行動力やその知識をキャリアに役立てる姿勢から学ばされる事がたくさんあります。今後も様々な場所で様々な知識や経験を積み重ね、自身の知識欲を満たしていく事を目標に努力していこうと思います。
(清水研所属 学部4年生 小圷玲子さん)
- 大学受験中は純粋に学問的な興味だけで研究を行うことへの憧れが強くありましたが,学部の授業や実験を経て残念ながら私には向いていないことが分かりました。特に現在の研究室に所属してからは,自分は産業や生活に関わる部分を意識した方が研究を楽しめる方の人間だと気づいたので、そのような小さな接点から興味を広げる努力を続けたいと思っています。
(十島研所属 修士課程2年 新貝創)
- ノーベル賞を受賞すること
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講義・研究以外の学生生活に関してオススメを教えてください
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(瀬木研所属 学部4年生 YRさん、AYさん)
- 冬になると学校前のイルミネーションが綺麗
- 校舎が新しく、トイレや教室、体育館全てが綺麗
- 図書館が東京建築賞を獲っている建物で、圧倒される、通いたくなる
- 研究する時間が長い分、同期や先輩、先生との繋がりができる、研究室生活が充実する
(吉田研所属 学部4年生 川田真由さん)
- 私は大学4年間剣道部に所属していました。高校まで剣道をしていましたが、決して強くもないので、部に所属することに不安を感じていました。しかし入ってみると初心者から経験者まで本気で剣道をしており、互いに切磋琢磨している姿がありました。実際に私はみんなで試合に勝って喜び、負けて悔しがり、たくさんの日々や気持ちを仲間たちと共有できたことは非常に良い経験になっています。また練習開始が7時半からなので、毎朝始発の電車に乗り、稽古に参加していたことは辛かった反面、それも今では良い思い出です。理科大は部活やサークルなど、誰もが打ち込み楽しめる環境であると思っています。これから大学生になる皆さんも大学で勉強以外に打ち込めるものを1つ見つけてみてください。
(西野研所属 修士課程2年 野島涼平君)
- 学園祭実行委員会やサークルでは、多様な価値観をもつ人との交流や0から創り上げることなど、多くの貴重な経験が得られました。